めだかの卵の成長と聞いて、めだかの卵にどのくらいの時間がかかり、どのような成長をしているのか、気になる方が多くいらっしゃると思います。この記事では、めだかの卵の成長と管理方法について解説いたします。
10日前後で孵化するめだかの卵の成長
めだかの卵の成長にかかる時間は、25℃の気温だと10日前後といわれています。では、どのようにめだかの卵の成長は見た目に現れてくるのか、ご紹介します。
産卵後1日~2日
産卵後、最初の変化としては、黄色の丸みがかかった卵に、小さな気泡が出てくることです。これは、細胞分裂が始まっている証拠で有精卵ということが確定しめだかの卵がめだかへと成長する第1歩です!
産卵後3日~5日
めだかの卵の中で胚が育ち、めだかの目が少しずつ見えてくるころです。
産卵後6日以降
前の期間と比べて、めだかの目玉などがはっきりしてきて、卵の中をクルっと回転する様子が確認できます。こうなれば孵化は近く、数日以内に誕生します!
1日の平均水温×日数という計算式で求められるのが積算温度です。めだかの卵は一般的に積算温度250℃で孵化すると言われていますが、これは25℃の水温で10日ほど維持した場合です。なので、仮に30℃で管理していれば8日ちょっと、15℃で管理していれば16日ちょっとかかる計算になります!早く孵化させたい場合は25℃〜30℃ほどで管理すると良いかもしれませんね!ちなみにちーめだは試したことはありませんが、卵は10℃程度を下回る水温で管理すると、発育が大きく遅れ、孵化しない子もでてくるようなので最低でも15℃以上の水温で管理することをおすすめします!
めだかの卵の管理方法
親と隔離する
めだかの卵は、親めだかから食べられてしまうことがあります。また、めだかの卵はカルキありの水道水を使ってカビ対策などを行うのに対し、親めだかにはカルキ抜きした水を使うなどと適した環境が違います。ですので、めだかの産卵を発見したら、なるべく早くめだかの卵を親と隔離しましょう。
水換え
水換えをしないまま放置すると、水カビが発生し、孵化率が大きく下がるため、毎日水換えを行うのが理想的です。
なお、弱いエアレーションを入れて、水を循環させることでさらに孵化率が高め、水換えの頻度を減らすことも可能になるので、余っているエアポンプがある方はぜひ卵管理容器に入れてあげてください!
光を当てる
あまり意識していない方も多いのですが、光を当てる場合とそうでない場合で孵化率は大きく変わります。太陽光が理想的ですが、室内ライトでも卵が成長を促進することができるので、なるべく強い光のあたるところにおいてあげましょう。
なお、めだかの管理は小さい容器で行うケースが多いと思うのですが、水量が少ない容器に強い太陽光などを当てると水温が上がりすぎて、卵が煮えてしまうことがありますので注意してください!
まとめ
いかがでしたか。今回はめだかの卵の成長について、解説しました。
めだかの卵の孵化率を高めるためには、「隔離」「水換え」「光」が重要です。手間はかかりますが、このような点に注意して管理すると有精卵であればかなりの確率で元気に孵化してくれるので、ぜひ試してみてください!