めだかを稚魚がなかなか大きくならないというお悩み、SNSやLINE公式アカウントでよくご相談いただきます。
めだかは適切に育てれば2〜3ヶ月で産卵を開始できるほどの若魚サイズにまで成長するのですが、どのような点に気をつければ良いか、今回は記事にしてみました!
水温を高めに設定する
28℃程度に設定する
稚魚の成長を早めたい時、よくいわれるのが28℃程度に水温を設定することです。
めだかは水中の気温が高いと活動性が高まり、逆に低いと活動が低下します。
28℃程度に設定すると運動量や食欲が高まり元気なめだかが早く育ちます!
動物プランクトンが豊富な餌を与える
ゾウリムシ
孵化後間もないの針子や稚魚に与える餌として最適です。
簡単に増やせて、栄養満点なめだか生き餌の代表格なのでぜひ家で培養してみてください!
ミジンコ
孵化後ある程度経っためだかに適しているのが、ミジンコです。
餌としてあげるのは、タマミジンコやタイリクミジンコ、オオミジンコなどの種類です。
餌に適さないミジンコとして、カイミジンコやケンミジンコなどがありますが、カイミジンコは、消化不良を起こし、ケンミジンコは動きが早いため、めだかの餌には適しません。
特にタマミジンコは小さい上に、殻が柔らかく食べやすいことから、孵化後ある程度経っためだかに、与えてあげると成長を促進できます!
大きな容器で飼う
大きく成長させるための方法として最も重要なのが、大きめの水量の容器で飼うことです!
めだかは小さな容器で過密飼育をすると、餌が十分に回ってこなかったり、水質が悪化したりと成長を阻害する要因が増えてしまいます。
また、泳ぐスペースが小さくなると運動量も減ってしまい、適切な成長を促せません。
よく目安としては、1Lに1匹程度に抑えて飼うと良いと言われているので、たくさんのめだかを飼う際にはある程度大きな水量の容器で飼育しましょう!
その他気をつけること
水温が高くなりすぎること
めだかの稚魚の成長を早め大きくする方法で気をつけることは、極端な高水温です。
30℃以上などあまり高すぎる水温で長期飼育を行うと、代謝を促進しすぎて短命のめだかに育ちやすいです。
水質悪化
めだかを大きく成長させるためには、たくさんの餌の量が必要となります。
過剰な餌やりで問題となりやすいのが水質悪化です。。
餌の食べ残しもそうですが、食べ残しがなくても排泄物が増えてしまうため、水が汚れます。
定期的な水換え
水換えをほとんどしない飼育よりも、定期的な水換えは稚魚に刺激を与えて大きく育つといわれます。
水換えをせずに放置しすぎるとグリーンウォーター化してしまうことがありますが、グリーンウォーターは水質悪化をしづらい反面、活発な運動を抑えてしまい稚魚の成長を妨げる面もあるので、適度に水換えをして透明な水で泳がせると、稚魚を大きく育てることができると思います!
まとめ
今回は、めだかの稚魚の成長を早める方法として、水温や生き餌の活用、容器選びなどについて話させていただきました。
めだかの稚魚の成長は上記のような点に気をつけると、格段に早く、大きくなります!水温管理や生き餌、大きな容器などを活用して、より健康なめだかに育てましょう!